7−2−3 既存モデルの改良

今回の調査結果より既存のモデルを改良するに当たり、図7−7の両者の差を取り、これを平滑化して測線に沿ったモデルの基盤深度補正値を得た。これを測線に直行する方向に拡張しモデル各点の深度補正値を得て、既存モデルを改良した。図7−8に改良後のモデルを示す。全体的には既存モデルの傾向を留めるものとなっている。この曲面を一辺が200m程度の三角形で埋め、任意の三角形の寄与を計算するアルゴリズム2)を用いて、この基盤形状の影響による重力異常を計算した。