(6)速度フィルタ(Velocity Filter)
表面波、もしくは実体波と思われるノイズが大きいため、ショット記録上で速度フィルターを適用した。ここで、反射波とコヒーレントノイズの分離を容易にするため、一旦、NMO補正を施してから速度フィルタを適用し、逆NMO補正で元に戻す操作を行った。斜向したイベントを保存しつつ、コヒーレントノイズを消すよう、以下の様に透過速度を決定した。透過速度範囲 : |v|≧500m/s
波形処理例(図22−1、図22−2)をみると、表面波が消えているのが確認できる。