2−2−3 厚木(ATSUGI)地点
調査地は相模川中流域の広い扇状地面とこれをきる数段の段丘が分布する相模平野内にあるが、北から東に相模原台地、西に丹沢山地に囲まれている。中部更新統の相模層群は地下に埋没していると考えられ、風成火山灰層に覆われる上部更新統の段丘構成層が周りの丘陵付近に分布している。Lアレイの西側を南北に国道246号線が横断しており、深夜の観測といえども車両ノイズの影響が懸念された。