ダイナマイト震源を用いた測定は以下の2つの目的を有している。
@屈折法による解析を行う(大発破および中発破)。
A 反射法地震探査データに資する(小発破および大中発破の一部)。
各発破点毎に以下の発破孔を掘削し、火薬を挿入した後に遠隔操作によって発破を行った付録6に爆薬装填資料、付録7に発破点の地質柱状図を添付した。発破点は以下の4点を設けた。
表3−1 参照
ダイナマイト震源を用いた測定では、以下の全受振点でデータを取得した:
Line−A:Loc. 1−751
Line−B:Loc.1 ? 400
これ以外に、発破点近傍に独立型の受振システムを設置し、全発破データを取得した。このうち、発破点近傍で取得したものは震源波形観測(ラインアップ)を兼ねる。
発破方式は以下に示す無線発破および時刻発破を用いた。