(9)残差静補正(Residual Statics)
屈折波を用いた静補正では、比較的長周期の補正値は精度良く補正されるが、短周期の受振点・発振点固有の補正は不十分である。そこで、NMO補正後のデータに見られる連続性の良い反射波を利用して残差静補正を行った。補正の際に許される相関関数のラグ値は 8 msecとした。