また、交差点・三叉路付近、停留所・商店出入り口等で歩行の邪魔となるところでは、受振器を固めて隣接して設置する「バンチング」を併用した。
調査測線と交差する道路が多数あり、特に交通量の多い幹線道路での本線ケーブルの道路横断には、信号柱を用い高架渡しを行った。高架渡しを行ったのは、交通量の多い交差点で計7箇所である。この他の交差点では交通量に応じて、ケーブルをゴム製のカバーで覆って道路面を横断するか、ケーブルを単にガムテープで固定した。
交差点・高架橋のために受振器を設置できない場合は、極力受振点をずらして設置したが、酒匂川水域など設置が不可能な箇所があった。