9−4−5 予測時刻歴と地震記録との比較

観測波形とシミュレーションによる合成波形を、新島・神津島近海の地震については図9−4−2−1図9−4−2−2に、東京湾の地震については図9−4−3−1図9−4−3−2に示す。すべて4〜20sのバンドパス・フィルタを施した速度波形である。新島・神津島近海の地震については32観測点(横浜市高密度強震計ネットワーク12点、K−NET 10点、神奈川県震度情報観測施設10点)、東京湾の地震については26観測点(横浜市高密度強震計ネットワーク12点、K−NET 14点)における波形を示した。また、最大速度分布図を図9−4−4−1(新島・神津島近海の地震)および図9−4−4−2(東京湾の地震)に示す。

以下、各地震毎に観測波形と合成波形を比較した結果、および最大速度分布の特徴について述べる。