今回は、本調査で求められた神奈川県の3次元地下構造モデルを基にし、山田・山中(2000)の構造モデルも参考にして、表9−4−4に示す8層構造モデルを解析領域全域に使用した。
図9−4−1に第2層上面、第3層上面および基盤上面(第4層上面)の層境界深度分布図を示す。層境界深度を、400m間隔の等深度線によって表した。第5〜8層の上面深度は、それぞれ7km、11.4km、17.4km、33.4kmで一定とした。
表9−4−1 神奈川県に被害を及ぼした主な地震
表9−4−2 解析対象地震の断層パラメータ
表9−4−3 速度構造モデル
表9−4−4 シミュレーションにおける層構造モデル