3次元構造による重力異常の解析では、地下構造を近似的に角柱の集合体にモデル化して逆解析を行った。計算点の計算重力値は、各角柱から計算される重力値を合計することにより求める。ただし、計算重力値は相対的な意味しかもたないので、z=D0 なる基準面を考え、それからの凹凸分の重力値を計算する(駒澤, 1984; 駒澤・長谷川, 1988)。
以下図7−2−3参照