解析は、前項に示した走時曲線から表層除去法等により求めた各測線の速度構造に対して、交差部での整合性とレイトレースによる結果(計算走時と観測走時の比較)を考慮し速度構造の修正を行うことによった。
解析結果(速度構造とレイトレーシング結果)を図5−3−1、図5−3−2、図5−3−3、図5−3−4、図5−3−5、図5−3−6、図5−3−7に示す。また、図5−4には各測線の速度構造及び交差部における他測線との比較図を示す。
以下に、求められた速度構造の概要を記す。