図4−4−1及び図4−4−2に観測点位置図を示す。山中・他(1999a)は関東平野南西部の横浜市・川崎市を中心とした地域で探査を実施しており、その結果と屈折法地震探査及び反射法地震探査の結果との比較を行っている。松岡・他(2000)は関東平野の中心部から西部の埼玉県を中心とする地域で探査を実施している。探査地点は既存深部ボーリング地点を選択し、解析する上で深部ボーリングデータの有効性を検討している。
平成10年度以降、堆積平野の地下構造調査においては、千葉県、横浜市、川崎市において微動アレー探査が実施されている。図4−4−3には千葉県(26箇所)で実施された探査地点位置図を示す。なお、横浜市・川崎市については次項で示す。