新第三紀中新世の三浦層群の最大層厚は東京中心部、その上位にあたる上総層群の最大層厚は下総台地西端部、成田層群はさらに西、そして第四紀層の基底は千葉市周辺と時代とともに堆積の中心は東に移動している。また、東京から丹沢山地に向かうにしたがい基盤岩となる丹沢層群が分布しているため、中新世以後の地層の層厚は急激に減少する。