神奈川県全域における大局的な速度構造は、表2−2に示すように5層に区分できる。第4速度層(4.7〜5.2km/s層)は全屈折法解析測線に共通に現れており、当調査地域における基盤と考えられる。ただし、この速度層の下位には5.5km/s相当の速度値を示す第5速度層が測線長の長い解析測線に現れる。