この波の走時を読み取り、3層構造を仮定し、直線近似をし、構造解析を行った。図3−7−1に変換S波の例を、図3−7−2に解析例を示す。
この手法により、深度1000m前後までのS波速度が求まった。この深度は、おおむね上総層群の中位から下位に相当する。