2−2−2 データ取得作業

調査は、許認可申請・地元交渉等の事前準備を経て、平成15 年8月16日受振点杭を設置開始し、測量作業を開始した。データ取得作業は平成15年8月25日より開始し9月5日に終了した。データ取得作業期間は13日間であった。

データ取得作業は、平成15年8月20日に作業場事務所を設営し、関係先挨拶、資機材搬入等の諸準備から作業を開始した。

資機材搬入後、8月21日より陸上測線の西端から受振器/ケーブル等の設置作業を開始した。

8月25日に調査のためのパラメータテストを行い、測定作業を開始した。

8月28日に、姉ヶ崎沖の海域約4kmの区間に海底受振ケーブルを設置し、陸域と同時に記録を取得した。

以後、順調に測定作業を進め、千葉大・東大の調査分を含め、9月5日に全測定作業を終了、引き続き観測機器等の撤収、資機材の搬出作業を行い、9月7日に現地調査を終了した。調査終了後、関係各所への終了挨拶等を行った。

市街地での調査のため、地元市町の職員と同行しての関係先への説明、地域住民への周知徹底のためのチラシ配布等の調査前準備が調査測線近傍の全区間にわたってなされ、また、実発震作業時にもできうる限り各戸訪問説明等を行った。その結果、多くの方々は調査の趣旨を理解し興味を示して比較的協力的であった。