2−4−1 大都市圏地下構造調査の概要

大都市圏地殻構造調査は、東京大学地震研究所によって実施されている。そのうち房総測線についての現地調査は、平成14年9月から11月にかけて実施された。

これは、エアガンによる海上調査約10km、バイブロサイスによる反射法地震探査約85km、ダイナマイトによる屈折法/広角反射法調査約165kmからなる大規模なもので、調査地域は、千葉県白浜町野島崎沖から茨城県鹿嶋市までにおよぶ(図2−4−1参照)。