1−7−3 大都市圏地殻構造調査
3点の発破について取得した記録を解析した。基盤の屈折波は、東側へ見かけ速度5.6〜6.0km/s、西側へは見かけ速度3.7〜4.0km/sで伝わっているように見える。
同じ基盤を捉えているとすると、P波速度5km/s程度の基盤が、かなり西に傾斜していることを示す。また、屈折波のインターセプトタイムから、各発破点近傍の深度は4000m前後になると推定される。