調査地域内で基盤上面の深度は北から南に徐々に深くなく構造である。保田層群相当層上面、三浦層群相当層上面、上総層群上面の深度はほぼ水平に近く、保田層群相当層は、測線の途中で消滅していると考えられる。

調査地域のＰ波速度は、上位から下総層群１．６〜１．９ｋｍ／ｓ、上総層群２．０〜２．４ｋｍ／ｓ、三浦層群相当層２．５〜２．８ｋｍ／ｓと求められた。