基盤深度は、周辺の坑井データを重力で補間して用いることで、前述のように基盤深度コンター図を作成した。
その他のデータについては、反射法の断面図から一定間隔で読み取った深度を元に、深度コンター図を作成した。
三浦層群相当層上面・上総層群相当層上面は周辺の坑井データがあるが、他に情報がなく直線的な補間ができないため、ここでは反射法地震探査で区画される範囲内についてのみ境界面の深度を計算した。
三浦層群相当層上面、および上総層群相当層上面(屈折境界)について、読み取った深度をコンター表示した図面を図3−39−2、図3−39−3 に示す。
最終的にモデルとして採用した境界は、上記5種類のうち、
・上総層群相当層上面
・三浦層群相当層上面
・先新第三系基盤上面
の3種類で、層区分としては4層にした。