3−2 微動アレー調査法の適用性の検討

平成10年から平成12年までの3ヶ年にわたり、千葉県西部および北西部地域の計26地点において微動観測を行い、地下のS波速度構造を求めるとともに、微動アレー調査法の地下構造調査へ適用性の検討を行った。

ここでは、微動アレー調査法の適用性に関する、3カ年にわたる検討事項を総括し、地下構造調査にあたっての同調査手法の種々の問題点、地震防災対策における意義等について総合的に検討した。