(3)極小アレー調査

・観測は中・小アレーとほぼ同じ仕様でデータを取得することができ、位相速度解析では約1〜10Hz程度の分散曲線を得ることができた。

・極浅層部を対象とする場合、極小アレー観測により工学的基盤のS波速度(Vs≧400m/sec)の把握は可能である。ただし、安定した解析結果を得るためには、極小アレーの半径は、48m、24m、12mおよび6m程度が望ましい。