屈折法地震探査は、P波反射法地震探査と同じ受振測線で実施した。
発震点は、測線の両端および中間の3ヶ所とした。
屈折法の発震を行った点は以下の7点である。
震源として大型のバイブロサイス4台を用い(図2−6−1参照)、反射法の全受振器の展開を用いてGDAPS−3型探鉱機でデータを取得した(図2−5参照)。
本調査の測定仕様は次のとおりである。仕様一覧は表2−1にも示した。
[P波屈折法地震探査]
<発震系>
震源: バイブロサイス 4台
スイープ周波数: 6〜40 Hz
スイープ数/発震点: 50〜200 回
総発震点数: 7点(測線1および2)
<受振系>
受振器: SM−7(10 Hz)
受振器個数/受振点: 9個
受振点間隔: 25 m
640点(測線2)
総受振点数(水平): 240点(測線2)
受振器総展開長: 12.0 km(測線1)
16.0 km(測線2)
<記録系>
探鉱機: GDAPS−3 一式
サンプル間隔: 4 ミリ秒
記録長: 15秒
チャネル数: 480チャネル(測線1)
1120チャネル(測線2、三成分受振器含む)
展開: 固定展開