また、測線2の中間部3kmの区間に三成分受振器を設置し、P波屈折法の発震時に変換S波の屈折波の取得を試みた。この三成分受振器を用いて、S波反射法データも取得した。
微動アレー調査は、昨年度大アレー観測のみを実施した17地点で、中小アレーの観測を実施し、前年度と合わせて計26点のデータを取得した。
地震探査調査測線の位置および微動アレー調査実施地点は図1−2に示した。
これらの解析結果と昨年度の成果を合わせて総合解析を行った結果、以下のことが明らかとなった。