(4)No.15(CNT):印西市武西
No.15(CNT)地点においての解析について、6層構造で位相速度曲線とのフィッティング作業を行い、微調整解を求めようとしたところ、最適なフィッティングをとるような計算値が得られなかった。そこで、層数の検討を再度実施し、5層モデルにて解析を実施し微調整後の解を得た。得られた位相速度の周波数(周期)範囲は、0.15Hz(6.67秒)から2.0Hz(0.5秒)までであった。また、逆解析によって解析1ブロック長204.8秒で最下層として1,340mに3.10km/secのS波速度を推定した。No.15(CNT)地点は、平成11年度に反射法地震探査が行われており、この成果から基盤深度は、約1,300mとされている。