図の上段はS6での垂直成分受振器の記録であり、下段中央部は、その両端の12チャネルを取り出したもの、そこから外側に向かって三成分受振器の垂直成分・インライン成分・クロスライン成分を並べたものである。
図中に示したように、インライン成分に(西端の受振器では垂直成分にも)見かけ速度3km/s程度の波が見られ、これがS波の基盤岩屈折波成分であると解釈することができる。