西端の重合区間での速度解析の結果を図2−33(バイブロサイス)、図2−34(S波ミニバイブ)に示す。また、東端の重合区間での解析の結果を図2−35(バイブロサイス)、図2−36(S波ミニバイブ)に示す。
これら4種類の重合速度構造をまとめたものを図2−37に示す。図2−37−2は、これを深度軸に変換して表示したものである。
速度解析の結果、どの解析結果でも往復走時で2.5秒から3.0秒くらいまでが安定して求められており、この速度を深度に換算すると600〜700m程度になる。これは、地質的には上総層群の上位に相当する。