この探査は、昼間の車両ノイズを避けるため、夜間に発震を行なった。
発震作業は、表2−2−1、表2−2−2に示すように、10月4日から5日にかけての夜間にS5〜S7の3点を実施した。
取得された記録を図2−19−1、図2−19−2、図2−19−3、に示す。これは、原記録に対して、6〜40Hzのバンドパスフィルターを施したものである。
反射法データ取得作業の結果、次のものが得られた。
(1)現場磁気テープ(1/2in.2400ft., SEGYフォーマット) 2巻(屈折法)
(2)同上データシート(Observers Report) 1式
(3)現場モニター記録 1式
(4)発震点座標/標高値 1式
上記(2)のデータシートは、付録2(P波反射法・屈折法測線)に添付した。
受振器の座標・標高についての測量は、P波反射法のものと同一である(表2−3参照)。詳細は、2.2.3を参照されたい。
屈折法の発震点については、発震作業後に測量担当者が立ち会って位置の同定を行ない、反射法地震探査の受振点からの多角測量・水準測量により座標と標高を算出した。