・受振器の設置方向に対する回転処理が不要であった。
・コヒーレントノイズが顕著でなかったため、発震記録に対する速度フィルターは適用していない。
・重合後にS波測線のP波処理と同様に5トレースのトレースミキシングを行なった。
の3点である。
表層の影響を取り除くための屈折波静補正は、前回の結果をそのまま用いたが、速度解析・残差静補正は独立に実施した。
速度解析結果を図2−41に、重合断面図を図2−42に、深度断面図を図2−43に示す。
この結果は、インパクターによるS波断面図と比較してかなり良好である。