調査測線と交差する道路が多数あり、特に交通量の多い幹線道路ての本線ケーブルの道路横断には、信号柱を用い高架渡しを行った。高架渡しを行ったのは、鎌ヶ谷市内の3ヶ所および我孫子市内の1ヶ所である。この他の交差点では交通量に応じて、ケーブルをゴム製のカバーで覆って道路面を横断するか、ケーブルを単にガムテープで固定した。
発震作業に当たっては、発震点毎の騒音・振動の様子を確認しながら、適宜
・スイープ数
・出力レベル
・バイブレータ車の台数および種類
の調整等を行った。
原則として3台稼働、8回スタック/点を基準としたが、各発震点の状況に応じ臨機応変に対処した。バイブレータ発震出力についても状況に応じ、最大出力の30〜90%に変えて行った。また、現地状況の許す限りスタック回数およびバイブレータ発震出力を上げ記録質向上に努めた。