これらの問題を解決するためには、本調査結果や濃尾平野地下構造調査結果だけでなく、平成14年度から平成16年度まで実施されている三重県地下構造調査結果も取り入れ、中部圏全域の地下構造モデルを作成し、地震波動場を検討する必要がある。また、検討の結果、地震波動場の解明のためにデータが少ない地域においては、物理探査などの調査を今後行う必要がある。