(2)データ取得作業

本作業に用いた受振器は、P波反射法地震探査のものと共通である。屈折法データはVP5001,VP5003およびVP5005の3点は8月22日(日)の夜間発振を実施した。それ以外の6点は、通常の反射法発振を行いながら、屈折法の発振をおこなった。なお、屈折法発振を行なう際には426−826chの受振器展開を用いた。

取得された記録を図2−2−1−1図2−2−1−2図2−2−1−3図2−2−1−4図2−2−1−5図2−2−1−6図2−2−1−7図2−2−1−8図2−2−1−9)に示す。これは、原記録に対して、ウインドウ長500msのAGCを施したものである。

屈折法データ取得作業の結果、次の成果物が得られた。

@現場磁気テープ(3490E Cartridge Tape, SEGYフォーマット)  1巻 

A同上データシート(Observers Report) 1式

B現場モニター記録 1式

C発振点座標/標高値 1式

現場磁気テープはP波反射法で得られたテープと同じである。また、受振器の座標・標高についての測量も、P波反射法のものと同一である。Cの詳細は、付録4を参照されたい。