レイトレーシングで得られた速度構造モデルは、測線全体の観測走時をよく説明できるモデルとなっている。
レイトレーシングで求まった堆積層の速度を反射法速度解析によって得られた速度ととも
に以下に示す。 表3−7
レイトレーシングによる解析の結果、基盤の速度は5.2〜5.3km/sec示す。
本年度の調査測線での構造を既知とし、平成14年度に取得した屈折法データの見直しを行った。得られた速度構造モデルを図3−2−5に示す。図3−2−6にはレイトレーシング結果を示した。速度構造の推定には、VP4で発振した記録の北側およびVP504で発振した記録の南側のデータのみを用いている。