調査測線の位置を図2−1−13に示した。
P波反射法地震探査の測線は、愛知県豊橋市石巻本町から豊橋市神野新田町に至る東西方向の約10kmの測線である。本反射法地震探査は、対象地域の先第三系基盤上面までの構造および速度を捉えることを主目的として実施している。
調査測線では、交通のノイズが大きいことから、大型の非爆薬人工震源バイブレータ1〜3台を震源として用いた(図2−1−2参照)。
バイブロサイス調査は、受振点間隔25m、発振点間隔50m(標準)、300〜444チャネルのCDP重合法に基づくデータ取得を行った。
測線上に設置された受振器で取得された反射波データは ディジタルテレメトリー型探鉱機によって記録された(図2−1−1 参照)。
本調査の測定仕様を表2−2−1 にまとめて示した。詳細は付録3に示した。