(3)仮想測線へのデータの投影

今回の屈折法測線は、全体的には直線に近いもののやや屈曲しているので、6−1(3)と同様にLoc.No.1とLoc.No.856を結ぶ直線状の仮想測線へ投影を行った。

読み取った初動を投影した走時曲線を付図6−7に示す。これには、初動の見掛け速度が示してある。基盤からの屈折波と思われる初動の見掛け速度は、測線の南側では5100m/sec前後を示し、測線の北側では5600m/sec前後を示している。これは南落ちの基盤構造を反映していると考えられる。付表6−2−1付表6−2−2付表6−2−3付表6−2−4付表6−2−5付表6−2−6付表6−2−7付表6−2−8付表6−2−9付表6−2−10付表6−2−11付表6−2−12付表6−2−13付表6−2−14付表6−2−15付表6−2−16付表6−2−17付表6−2−18付表6−2−19付表6−2−20には投影後の初動走時も示した。