(2)屈折波走時の読み取り

屈折波の強調処理を行なった記録につき、その初動走時の読み取りを行なった。オフセット距離が長く、ノイズレベルが高い受振点では読み取りをスキップした場合がある。読み取りは10受振点ごとに行なった。

各発震点のスイープ回数・オフセット距離と初動読み取り可能であった距離との関係は以下のとおりである。付表6−2−1付表6−2−2付表6−2−3付表6−2−4付表6−2−5付表6−2−6付表6−2−7付表6−2−8付表6−2−9付表6−2−10付表6−2−11付表6−2−12付表6−2−13付表6−2−14付表6−2−15付表6−2−16付表6−2−17付表6−2−18付表6−2−19付表6−2−20に読み取った初動走時一覧を示した。

付表6−6−2−2

基盤岩からの屈折波の到達距離は、測線南端のVP4発震記録中で、オフセット距離約4kmまで到達していることが確認できる。