(1)共通反射点編集(CDP編集)

全記録の発震点・受振点座標を用いて、反射点(発震点と受振点の中点座標)の分布図を作成し、反射点の分布が密な位置を選び、重合測線(CDP測線)を設定した。付図5−6に各CDPの重合数をカラー表示して重合測線を示した。設定したCDPの数、および最終的に処理に用いたCDPの範囲は以下の通りである。

総CDP数   最終CDP範囲   CDP間隔   重合測線長

1−1637    1−1637       6.25m      10.2km

この段階では、各発震記録に対し、発震点・受振点の座標・標高等の設定のみにとどめ、実際のCDPへの並び替えは、速度解析の直前に実施した。