(1)ブーゲー異常と基盤深度の関係
図3−2−12−1には豊橋反射法測線における反射法/屈折法から推定された基盤深度(モデルT)とブーゲー異常値のクロスプロットを示した。ブーゲー異常値は平成13年度三河地域堆積平野地下構造調査の結果(愛知県、2002b)を用い、ブーゲー補正密度2.0g/ccの結果を用いた。重力異常値と基盤深度は全体としては非線形ながら比較的よい近似関係が得られている。図3−2−12−1には反射法の結果を用いて求めた重力異常値と基盤深度の近似式:
式3−2−6
を併せて示してある。