4−3−4 Q値

Q値に関しては、資料が少ないので、既往の関係式及び既往のモデルを参考にして設定した。地震基盤層に関しては、久家ら(2001)、協議会を参考にしてQ=100f0.7を用いるものとした。地震基盤よりも浅い地盤については、久家ら(2001)では経験的な関係としてQ=Vs/20を用いているが、発生するせん断ひずみも小さい地震で履歴減衰もせいぜい1%程度と推定されるので、平均的な値としてQ=100を基本的に用いるものとした。