1)平成11〜13年度反射法探査結果から、平野中央部における各地層境界を推定する。地質境界としては、第四紀層、東海層群、中新統及び基盤岩類の4種類とする。
2)大深度ボーリング、その他の反射法探査結果を加え、平野全体における地質境界の分布を推定する。
3)PS検層、微動アレイ探査結果及び平成11〜13年度屈折法探査結果に基づいて地質(第四紀層、東海層群、中新統及び基盤岩類)の深度と速度値の関係を見いだす。この場合、速度値の深度依存性を考慮する。
4)上記の関係を用いて、速度値を平野全体に展開することにより、モデルを作成する。
図4−1−1 地質境界を考慮した速度モデル作成の流れ