2−4−1 探査仕様

平成12年度に掘削が予定されている、西春日井郡清洲町貝殻山貝塚付近において、基盤までのS波速度を得るために、三成分受振器を設置し、ミニバイブレーターによるS波反射法を実施した。なお、P波バイブレータによるP波反射法も併せて行った。これらを総合することにより、基盤までのVp/Vsの算出も目的としている。

 

[S反射法地震探査]

<発震系>

(S波震源)

震源 S波ミニバイブ1台

スイープ数/発震点 10〜20回

スイープ周波数 10〜40Hz

発震点間隔 10 m(標準)

総発震点数 36点

 (P波震源)

震源 大型バイブレータ1台

スイープ数/発震点 5〜20回

スイープ周波数 8〜60Hz

発震点間隔 20 m(標準)

総発震点数 16点

<受振系>

受振器 PE−6C(3成分、10 Hz)

受振器個数/受振点 3個

受振点間隔 5 m

総受振点数 70点*3

受振器総展開長 0.35 km

<記録系>

探鉱機 GDAPS−3一式

サンプル間隔 2ミリ秒

記録長 6秒(コリレーション後)

チャネル数 210(=70点×3)チャネル

展開 固定展開