発震作業は、表2−2−2に示すように、12月3日から4日にかけての夜間にR1、R2(1)、R3(1)の3点を(屈折1)、12月7日から8日にかけての夜間にR2(2)、R3(2)、R4およびR5の4点(屈折2)を実施した。
取得された記録を図2−3−1−1、図2−3−1−2、図2−3−1−3、図2−3−1−4、図2−3−1−5、図2−3−1−6、図2−3−1−7に示す。これは、原記録に対して、6〜40Hzのバンドパスフィルターを施したものである。
屈折法データ取得作業の結果、次の成果物が得られた。
(1)現場磁気テープ(1/2in.2400ft., SEGYフォーマット) 2巻(屈折法)
(2)同上データシート(Observers Report) 1式
(3)現場モニター記録 1式
(4)発震点座標/標高値 1式
受振器の座標・標高についての測量は、P波反射法のものと同一である。詳細は、2.2P波反射法地震探査の項を参照されたい。
屈折法の発震点については、発震作業後に測量担当者が立ち会って位置の同定を行ない、反射法地震探査の受振点からの多角測量・水準測量により座標と標高を算出した。