3−6 各種物性値の関係と調査地域の地下構造
強震動計算ではS波速度構造が最も重要視され、密度構造も必要な情報となる。また、重力異常データの解析においては、調査地域の密度に関するデータが主要な物性値となる。そこで、この節では既存資料を基に、本調査地域およびその周辺地域における各種物性値―P波速度、S波速度、密度―の関係について調べる。さらに、既存資料から推定される本調査地域の地下構造モデルについて言及する。