屈折法地震探査は、P波反射法地震探査の受振測線を用いたが、P波反射法地震探査測線線を東に1kmほど延長した総測線長37kmを展開長約21km(以下屈折1)および展開長約23km(以下屈折2)の部分に分け(一部重複)、2晩に亘り実施した。
発振点は、全測線の両端および中間の5ヶ所とした。この内R10およびR11は重複している。以下に、全屈折発振点および受振器展開などを示した。屈折発振点は便宜上、測線東端をR9とし、西に向かって番号を増やした。
表2−2−1参照
震源として大型のバイブレータ3台または4台を用い(図2−1−2−1および図2−1−2−2参照)、850(一部794)および963チャネルの展開を用いてGDAPS−3型探鉱機でデータを取得した(図2−1−1 参照)。測定はノイズが少ない夜間とし、さらに、各発振点で100回以上の発振を行い、加算することによりS/N比の向上を図った。
本調査の測定仕様を表2−1−1 に示した(付録3も参照)。