7−5−1 共通反射点編集(CDP編集)

全記録の発震点・受振点座標を用いて、反射点(発震点と受振点の中点座標)の分布図を作成し、反射点の分布が密な位置を選び、重合測線(CDP測線)を設定した。付図5−2−1付図5−2−2に重合測線を示した反射点分布図を示す。設定したCDPの数、および最終的に処理に用いたCDPの範囲は以下の通りである。

総CDP数  最終CDP範囲  CDP間隔  重合測線長

1784     1−1784      12.5m     22.3km

この段階では、各発震記録に対し、発震点・受振点の座標・標高等の設定のみにとどめ、実際のCDPへの並び替えは、速度解析の直前に実施した。