7−4 測量作業概要

測量作業は、平成12年9月27日に開始し、10月14日に終了した。

調査測線の受振点・発震点の杭の測設ならびに、そのXY座標、標高等を測定するための測量方法は以下の通りであった。

(1) 測線測量

計画測線上に25m間隔で受振点および発震点の位置を杭で表示した。杭で表示できない場合は、ガムテープ等で表示した。

(2) 多角測量

国家三角点を既知点とし、測線付近に間接水準を含む総合多角測量を実施した。

(3) 受振点、発震点の座標および標高算出

多角測量で設けた多角点を基に、間接水準を含む放射測量を各受振・発振点に対して行い、平面直角座標(標高)値を算出した。

(4) 使用基準点

本作業で使用した三角点は次の通りである。

点名    1/5万地形図   種別

蛭間    名古屋北部  四等三角点

蟹江U   名古屋南部  三等三角点

弥富高校 名古屋南部  四等三角点

(5) 測量実績

P波測線長  21.35km(Loc1−855)

S波測線長  1.00km(Loc.2001−2100)

オフセット発振点 約18km

(6) 測地諸元

本作業で使用した測地諸元は次のとおりである。

準拠楕円体 BESSEL

長半径    6,377,397.155m

短半径    6,356,078.963m

投影法    T.M.図法 7系

座標原点 緯度  36° 0' 0" N

座標原点 経度  137°10' 0" E

縮尺係数   0.9999

北方加数   0.0m

東方加数   0.0m