2−2−2 データ取得作業

本作業に用いた受振器は、P波反射法地震探査のものと共通である。

昼間の車両ノイズを避けるため、発震作業は、表2−2−2に示すように、10日12日から13日にかけての夜間に実施した。

取得された記録を図2−2−1−1図2−2−1−2図2−2−1−3に示す。これは、原記録に対して、6〜40Hzのバンドパスフィルターを施したものである。

屈折法データ取得作業の結果、次の成果物が得られた。

(1)現場磁気テープ(1/2in.2400ft., SEGYフォーマット)  1巻

(2)同上データシート(Observers Report)          1式

(3)現場モニター記録                      1式

(4)発震点座標/標高値                    1式

受振器の座標・標高についての測量は、P波反射法のものと同一である。詳細は、付録7−4を参照されたい。

屈折法の発震点については、発震作業後に測量担当者が立ち会って位置の同定を行ない、反射法地震探査の受振点からの多角測量・水準測量により座標と標高を算出した。