2)最下層は基盤に対応していると考えられ、基盤の上面深度は、反射法による結果と比較的良く一致しており、また、堆積層についても、大略的には反射法と矛盾の無い結果が得られている。
3)この手法は観測点毎に独立に速度構造を決定するため、観測点間でばらつきがあり、三次元的速度構造のモデル化には今後更なる検討が必要である。