2)S波深度記録とP波深度記録との反射波の対応は比較的良い。ただし、深度200〜400mで認められるように、P波では多数の反射面が存在するがS波では認められない区間もある。
3)S波の基盤付近の速度解析の精度はやや落ちるものの、P波記録の反射面との比較により、速度を絞り込むことが可能である。S波速度は0.3〜1.2km/sec、P波速度は1.4〜2.7km/secを示す。