A 深度200m付近〜661mの東海層群主体層においては、全体に比抵抗変化が激しく、ρ=10〜100Ω・m程度を示す。
B 深度661m以深の基盤岩においては、新鮮部(砂岩)ではρ=1000〜2000Ω・mを示すが、深度675〜690m付近、深度713m付近ではρ=50〜200Ω・mの低比抵抗を示し、劣化帯あるいは他の岩層の存在が示唆される。
また、同時に測定した自然電位(SP)は、全体としては、−300〜−150mVを示し、深度とともに徐々に変化する傾向が認められた。