(2)岩石の物理試験

見掛け比重・吸水率・有効間隙率試験および自然含水率試験は、建設省「土木試験基準」KDK S 0501−1968に準拠して実施した。

@コア試料の切断片を用い、自然状態の空中重量(W1)を測定する。

A@で重量を計った試料を水浸させる。水浸時間は3日間程度とする。

B3日間水浸させた試料の強制湿潤状態の水中重量(W4)と強制湿潤状態の空中重量(W3)を測定する。

CBで強制湿潤状態の重量測定した試料を乾燥炉に入れ110 ℃で24時間乾燥させる。乾燥後、試料温度が室温まで下がったら強制乾燥状態の空中重量(W2)を測定する。

Dそれぞれ測定した重量(W1,W2,W3,W4) を用い、密度( 見掛け比重)有効間隙率・吸水率を以下の計算式によって求める。

式4−2−3−4